PMP試験を受験すると、最後に試験結果レポートをもらえます。
このレポートでは、出題分野ごとに自分の正答率がどのくらいだったかが大まかに示されています。
もし不合格だった場合には、自分の不得意分野がどこなのかがわかるため、再受験に向けてどこを重点的に勉強すればよいかがわかります。
ぜひ活用しましょう。
それでは詳しく内容を見ていきましょう。
試験結果レポートの見方
試験全体結果
試験全体の結果は、4段階で表示されます。
そのうち、上の2つが合格、下2つが不合格です。
下図のようなチャートにて、自分のスコアがどの位置であったか、おおまかにわかるようになっています。
自分の位置が、TargetかAbove Targetであれば合格です。
Performance Rating
試験結果の4段階は以下のように定義されています。
合格 | Above Target | Your performance exceeds the minimum requirements for this exam |
合格 | Target | Your performance meets the minimum requirements for this exam |
不合格 | Below Target | Your performance is slightly below target and fails to meet the minimum requirements for this exam |
不合格 | Needs Improvement | Your performance is far below target and fails to meet the minimum requirements for this exam |
合格点よりも、少し上か/かなり上か、あるいは少し下か/かなり下か、というシンプルな分類です。
ドメインごとの結果
さらに、ドメインごとにもおなじ4段階の指標を用いて結果が示されます。
自分の得点がTagetに届かなかったドメインはどこなのか、確認できるようになっています。
ドメインは、Content Outlineにて定義されています。
Content Outlineの改訂にともなって、ドメインは2019年12月から全く新しく変わるので、レポートの表示の仕方も変わる可能性が高いです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
2019年PMP試験Content Outline改訂の新旧比較
試験結果レポートの活用法
レポートでNeed Improvementのもの・Below Targetのものを重点的に再学習しましょう。
Initiation, Planning, Executing, Monitoring and Controlling, Closingそれぞれはプロセス群と対応しています。各プロセス群とそれに含まれるプロジェクトマネジメントプロセスはこちらの記事を参照してください。
ドメイン内の詳細な結果の確認
PMIのウェブサイトで、自身のダッシュボードにアクセスすると、ドメイン内の各タスクごとの自分の試験結果を確認することができます。
各タスクごとの結果は、LowからHighまで3段階で表示されているので、Lowに分類されたタスクから学習しましょう。
さいごに
本記事では、PMP試験後に渡されるレポートの見方と活用法について説明しました。
残念ながら不合格になってしまった方は、レポートを活用して学習分野を絞り、再受験に備えましょう。
筆者は一度で合格することができましたが、PMP試験対策としてPMP試験合格虎の巻を活用したのが大きかったと実感しています。
活用法はこちら。
伸び悩んでいる方は参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。