PMPを取得したら、ついにPMPホルダーとして実務にあたることになります。それと同時に3年間の学習サイクルが始まります。
学習サイクルの実績はPDUという単位を積み重ねます。1時間の学習あたり1PDUとなり、3年間で60PDUを取得すれば、晴れてPMP資格を更新することができます。
PDUの考え方についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
本記事では、60 PDU取得後のPMP資格の更新方法について説明します。
PMP更新のタイミング
PMP資格の更新タイミングは、60 PDUを取得済みでかつPMP資格が有効な間であればいつでも実施できます。
筆者は2018年にPMPを取得しましたので2021年まで資格が有効ですが、2020年中に60PDUを取得したので更新してしまいました。
筆者のように早期に更新した場合でも、PMP資格の有効期間は短くなりません。つまり、もともとPMP資格は2021年まで有効だったので、そこに3年間が足されて2024年までPMP資格が有効になるということです。
ですので、早めにPDUを獲得して更新してしまうことをお勧めします。
PMP更新手順
CCRS Dashboardにアクセスする
60 PDU取得した数日後、更新案内のメールが届きます。
メール件名は「Congratulations, you’ve been approved for renewal」です。仕事をしながら60 PDU取得するのはなかなか大変なので、感慨深いものがあります。
メール内のハイパーリンクから、CCRS Dashboardにアクセスします。なお、CCRS Dashboardには米PMIのサイトのmy PMIからもアクセスできます。
0 PDUs remaining to renewと表示されています。
画面右側にある、"Renew Now"リンクをクリックします。
PMP更新手続きをする
"Renew Now"リンクをクリックすると、購入ページになります。
このページで、PMP Certification Renewalがカートに入っていることを確認します。
更新手数料は通常$150ですが、PMI会員だと$60 と、$90も安い料金設定になっています。多くの人はPMP受験時に会員になっていると思いますが、更新PDU時にPMI会員になるかどうかを検討するとよいでしょう。
PMI会員は年会費$129で、他にPMBOKダウンロードやPDU獲得可能なセミナー受講ができるので割とお得だと思います。
Continue to Checkoutボタンを押すと、Payment Information画面に進みます。
自身のメールアドレスと、支払うクレジットカード情報を入力しましょう。
Place Orderボタンを押し、こちらの画面が表示されたら更新手続きは完了です。
PMP資格が更新されていることを確認する
更新手続きが完了するとすぐに、「Congratulations! You have renewed your PMI credential」という件名のメールが届きます。
」
また、CCRSダッシュボードに再度アクセスすると、"Cycle Complete"に表示が変わっていることがわかります。また、画面右側に"Renewed On:"と更新日が表示されます。
以上でPMP更新手続きは完了です。また次のCCRSサイクルで60PDUを取得して資格を維持していきましょう。
まとめ
PMP更新手続きをまとめると以下のようになります。
・ 60 PDUを取得する
・CCRS Dashboardにアクセスし、更新手続きに進む
・$150を支払い(PMI会員なら$60)、PMP更新を行う
非常にシンプルなので、PMP資格を取得済みの方は早めに済ませてしまいましょう。
これからPMP試験対策を始める方は、35時間の公式トレーニングを受講する際に各プロセスをしっかり学習するようにしましょう。公式トレーニングの選び方はこちらの記事をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。